日常生活の注意点

がんの痛みをともなう日常生活には、通常では考えられない負担や困難を感じることもあるでしょう。しかし、毎日の生活にちょっとした工夫を加えることで、痛みをやわらげることもできるのです。

痛みをがまんしない

とにかく痛みをがまんしないことです。周囲への遠慮や羞恥心などで痛みをがまんし続けると、からだの思わぬところに支障をきたすことがあります。痛みはがまんせず、主治医や看護師、家族に相談するようにしましょう。

からだを動かす

痛みがある場合でも、長時間同じ姿勢でいることは、かえって痛みを強くしてしまうことがあるので、痛みを感じない範囲で運動をするのもよいでしょう。また、気分転換のためにいつもと違うことをしてみたり、外出するのも1つの方法です。

食事の一工夫

口内炎の痛みがあるときは…

口あたりがよく、飲み込みやすいゼリー状のもの(あんかけやゼリー寄せなど)にしてみましょう。人肌程度の「ぬるい」温度であれば、炎症部分に当たってもそれほど痛みません。

 

吐き気・嘔吐があるときは…

少しずつ、自分の好きなものを食べましょう。量よりも品目数を増やし、においのきついもの(にら、ねぎ、にんにくなど)は避けましょう。また、脱水症状を防ぐために水分をこまめにとることが必要です。

 

便秘がちのときは…

規則正しい食生活と、野菜や豆類などの食物繊維を含んだ食事を心がけましょう。またヨーグルトや発酵食物など乳酸菌を含んだ食品をとるとよいでしょう。